インクとトナーの違いをやさしく解説!用途別の選び方とお得な処分方法も
「インクとトナーって何が違うの?」
プリンターを使っていると、こんな疑問を持つ人は多いです。
名前はよく聞くけれど、具体的な違いや自分に合うのはどちらなのか、意外とわからないのではないでしょうか。
この記事では、以下のような情報をわかりやすく解説しています。
- インクとトナーの基本的な違い
- 用途別の選び方(写真向きか、文字向きか)
- コストや寿命の比較
- 交換やメンテナンスの注意点
- 捨て方・リサイクルの方法
最後まで読めば、印刷環境に合わせたベストな選択ができるようになります。
なお、インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いについては、以下の記事で解説しています。
インクジェットとレーザープリンターの違いとは?選び方・不要になった際の処分方法も解説
もくじ
インクとトナーの違い
カンタンに言うと、インクは液体、トナーは粉末です。
「インク」は、液体を直接紙に吹き付けて色をのせる方式。
水彩絵の具のように「しみ込む」イメージで、写真やカラーイラストなどの表現が得意です。
一方「トナー」は粉末を静電気で紙にのせて、熱で「焼き付ける」方式です。
チョークの粉を黒板にくっつけて固定するようなイメージ。
細かい文字をシャープに印刷でき、大量の印刷をスピーディーにこなせます。
対応プリンターの違い
インクは「インクジェットプリンター」、トナーは「レーザープリンター」で使われます。
- インクジェットプリンター
家庭用プリンターの多くはこのタイプ。写真やイラストなど、色のグラデーションや鮮やかさを表現するのに向いています。年賀状や子どもの写真プリントなど、身近な使い方が多いのが特徴です。ただし、大量に印刷するとインク代がかさんでコストが高めになることもあります。 - レーザープリンター
オフィスや塾、コンビニのコピー機などに多く使われています。トナー方式なので、文字をくっきりきれいに出せるのが強み。大量の資料やテスト問題をすばやく印刷するのに向いています。1枚あたりの印刷コストが安く済むのも大きなメリットです。
どちらを選ぶべき?
インクとトナーのどちらを選ぶべきかは、「インクジェットプリンターとレーザープリンターのどちらを選ぶべきか?」を考えればわかります。
以下の例を参考に、自分にあったプリンターを選んでください。
- 写真や年賀状をきれいに印刷したいとき
インクジェットプリンターがおすすめです。インクは色の階調や鮮やかさを表現するのが得意で、写真の光沢感やイラストのグラデーションを美しく再現できます。自宅での趣味や家族用の印刷にぴったりです。 - 文字資料や大量印刷を効率よくこなしたいとき
レーザープリンター(トナー方式)が適しています。文字がシャープに出るうえ、1枚あたりのコストが安く済みます。大量のプリントや会議資料を短時間で印刷したいときに便利です。 - 家庭用として気軽に使いたい場合
多くの家庭ではインクジェットが一般的。サイズがコンパクトで価格も比較的安く、写真から文書まで幅広く使えるのが魅力です。 - オフィスや学校など業務用途の場合
レーザープリンターが経済的です。大量印刷に強く、スピードも速いため、コストと効率の両面でメリットがあります。
コスト・寿命・スピードの比較
プリンターを選ぶときは、印刷コストやカートリッジの寿命、保管のしやすさなども大事なポイントになります。ここでは、インクとトナーを実際の使い勝手の面から比べてみましょう。
印刷コスト
- インク:写真やカラー印刷ではインクの消費が多く、1枚あたりのコストは高めになります。家庭用で少量を印刷する分には問題ありませんが、大量印刷をするとすぐにインク代がかさみます。
- トナー:モノクロ印刷に強く、1枚あたりのコストを安く抑えられます。特に大量の資料やテスト問題などを印刷する場合に経済的です。
交換頻度
- インク:1本あたりの容量が少ないため、こまめな交換が必要になります。使う頻度が高いと、ストックを切らさないよう注意が必要です。
- トナー:1本で数千枚の印刷が可能なため、交換の手間が少なく済みます。オフィスや学校など、日常的に大量印刷する場所での利便性が高いです。
保管・トラブル
- インク:液体のため乾燥に弱く、長期間使わないとノズル詰まりなどのトラブルが起きやすい点に注意が必要です。
- トナー:粉末なので乾燥には強いものの、高温多湿な場所では粉が固まったり、印刷品質が落ちたりする場合があります。保管環境に気を配ることが大切です。
交換・メンテナンスの注意点
インクやトナーは、正しい方法で交換・メンテナンスをしないと印刷品質が落ちたり、プリンターの故障につながったりすることがあります。
それぞれの特徴に合わせた注意点を押さえておきましょう。
インク交換の注意点
- 電源を入れた状態で交換する
プリンターは電源を入れると、インクカートリッジの位置を交換しやすい場所に自動で移動してくれます。必ず電源を入れたまま作業しましょう。 - 開封後は早めに使い切る
インクは液体なので、空気に触れると劣化しやすく、色が薄くなったりノズルが詰まったりします。開封後はできるだけ早めに使い切ることが大切です。 - ノズルクリーニングのやりすぎに注意
印刷がかすれるときに便利な機能ですが、何度も繰り返すとインクを大量に消費してしまいます。まずは1〜2回試し、それでも改善しない場合は専門業者に相談すると安心です。
トナー交換の注意点
- 装着前に軽く左右に振る
内部のトナー粉を均一にするために、カートリッジを軽く2〜3回左右に振ってから装着します。激しく振ると粉が漏れる原因になるので注意しましょう。 - ドラム部分には触れない
レーザープリンターは感光ドラムがとてもデリケートです。指で触れると傷や汚れがつき、印刷ムラの原因になります。 - 粉が漏れたら乾いた紙で拭く
床や机に粉が落ちてしまった場合は、水を使わず、乾いた紙や布でやさしく拭き取ります。水を使うとトナーが固まってしまうのでNGです。
処分方法
インクカートリッジやトナーカートリッジは、多くの自治体で一般ごみとしては捨てられません。
環境への配慮や資源の有効活用のため、正しい処分方法を知っておくことが大切です。
主な処分方法
- メーカーによる無料回収サービス
エプソンやキヤノンなど、大手メーカーは使用済みの純正カートリッジを無料で回収しています。専用の回収袋や宅配回収を申し込めるケースもあり、安心して利用できます。
メーカーによる回収サービスについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
>>トナーカートリッジの正しい捨て方・メーカー別回収方法まとめ - 家電量販店の回収ボックス
ヨドバシカメラやビックカメラなどの店舗には、使用済みインクやトナーを入れられる専用ボックスが設置されています。買い物のついでに持ち込めるので便利です。 - 不用品回収サービス
まとめて処分したい場合や法人で大量に不要カートリッジが出る場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。ただし費用がかかることがあるので、事前に確認しましょう。
未使用トナーは、捨てずに売却しましょう
実は、未使用のトナーは「売れる」ということをご存じでしたか?
特に未開封で純正品のトナーカートリッジは、需要があるため高く買い取られることがあります。倉庫に眠っているだけのトナーが、思わぬ収入につながるケースも少なくありません。
とくに、同じ型番のトナーを複数本まとめて売ったり、4色セットで査定に出したりすると、単品よりも高値がつくことが多いです。
オフィスや家庭で余っているトナーがあれば、ぜひまとめて査定に出してみましょう。
では、具体的にどこで買い取ってもらえるのでしょうか。
ここでは、私たちエコソルの買取サービスをご紹介します。
エコソルの宅配買取サービス
未使用トナーをムダにせず手放したい方におすすめなのが、エコソルの宅配買取サービスです。
「もう使わない」「捨てるしかない」と思っていたトナーが、かんたんな手続きで現金化できます。
ご利用の流れ
【STEP1】無料お見積りのご依頼
まずは、専用フォームからお見積りをご依頼ください。
法人名・担当者名・所在地など、必要事項をご入力いただくだけでOKです。
【STEP2】お見積りのご確認&回収手配
お見積り金額をご確認のうえ、回収をご希望の場合はご依頼ください。
回収はすべてエコソルが手配・費用負担。
西濃運輸がご指定の住所まで伺いますので、伝票記入などの手間も不要です。
【STEP3】梱包して業者に引渡し
未使用トナーをダンボールなどに梱包し、西濃運輸の回収便にそのままお渡しください。
査定完了後、メールにて結果をご案内いたします。
【STEP4】ご入金確認
ご提示金額にご同意いただけましたら、ご指定の口座へお振込みいたします。
※お見積り価格と差異がある場合は、事前にご連絡いたしますのでご安心ください。
サービスの特徴
- 送料・手数料はすべて不要
お客様の負担はゼロ。査定額がそのまま受け取れるのが安心ポイントです。 - 法人の大量在庫にも対応
倉庫に眠る在庫や一括処分にも柔軟に対応可能です。大量のご依頼でもまとめて査定いたします。 - 安心のサポート体制
業界経験豊富なスタッフが対応するため、初めての方でも安心してご利用いただけます。
まとめ
プリンターの消耗品であるインクとトナーは、見た目も仕組みも大きく違います。
- インク=液体で、写真やカラー印刷に強い
- トナー=粉末で、文字や大量印刷に強い
また、使い終わったカートリッジはそのまま捨てるのではなく、メーカー回収や家電量販店の回収ボックスなど、正しい方法で処分しましょう。
そして、もし未使用のトナーが残っている場合は、“捨てずに売る”のが正解です。
未開封・純正品なら高価買取のチャンスがあります。
エコソルなら、集荷手配も送料も不要で、おトクにラクにご利用いただけます。
まずはお気軽に、無料査定フォームからご依頼ください。
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